国立の老舗酒屋「せきや」がプロデュースするビアレストラン。住宅街に突如現れる古民家風の建物は「『鬼平犯科帳』に出てくる小江戸川越のような建物を造りたい」という先代の想いを実現させるため、一から建てたものだという。「まち・ひと・文化をつなぐ」をコンセプトに、併設する「KUNITACHI BREWERY」で醸造される四季折々のビールと創作和食が楽しめる。
「必ずしもビールに合う料理だけでなく、ご家族、ご友人と気軽に立ち寄っていただけるお店を目指しています。地場野菜をはじめ、ノイ・フランクさんのソーセージやもうもう広場さんのアイスクリームなども取り入れています」（オーナー大久保さん）
　愛媛県宇和島市の伊達マグロのお刺身や、国立市の友好都市・秋田県北秋田市の桃豚を使った豚バラのビール角煮のほか、水の代わりにクラフトビールを使ったフィッシュアンドチップスが人気。春には庭先の桜が満開を迎え、より一層、情緒が深まる粋なお店。気軽に訪れてみては。

麦酒堂かすがい　

多摩らいふ倶楽部会員特典あり（期間限定）。詳しくは「たまら・び悠2023春号」46ページをご覧ください。